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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #50 

#50 去って行く刺客と二人の罪

前回のお話。
リリウムは、触手に包まれた塔の中で目覚めた。
そこへグレンと一部の面子が、弱体化した触手を突破してやっくる。
リリウムは背中血塗れ……しかしグレンのひと舐めですぐ治癒された。

~Vierge♀Cendeillion ギルド~
 ギルド内の一角にて。
モモ「ふぅ……。」
モモは、ため息をついた。
アムロン「お嬢様、どうかしましたか?」
モモ「もうね………、今回は引くことにするわ。来たと思ったら馬鹿共は居ないし、だと思ったら修羅場に巻き込まれるし……。あいめろ。もどっか行っちゃうし……。」
 モモは、再びため息をつく。なんか疲れた様子だった。
アムロン「そう言えばあいめろ。くん……どこかに行ってから帰ってきませんね。」
モモ「まぁ、あの子もあの子なりに気まぐれにやってるのよ……。グレン……またいつか来るからね………?」

~それから~

グレン「と、いう訳で一応あの女は帰りましたとさ。」
リリウム「めでたし、めでたしーっ♪」
グレンとリリウムは、にこにこしながらそう言った。
 しかし、他のギルメン達は。
エメラルド「ってリリィの奴……彼氏消えた事に気付いていないのか。」
黒猫魔「すっかり気はグレンさんの方にいってますね。」
リン「まぁ……気付かぬも吉じゃないの………?ジグにゃが消えた事に気付いたらそれはまた面倒な事になりそうだにゃ……。」
リオレット「正直、あれはあまりよくない別れかたよねー……。」
実は喧嘩した後。あれから治療を受け、回復した直後ジグマは、荷物をまとめてこのギルドをひっそりと出たのである……。
ギルメン達は、ジグマの存在が無いことに気付いていた。しかし、彼が出ていった理由である、あの魔兎と凶竜はまだ気付いていない。
黒猫魔「知らないことって一種の幸せなんでしょうかね……。」
リオン「いや、それは愚かな事でもある。その愚かさを知った時、人であるのか知らないが、初めて大切な何かを見つけるのかもな。」
黒猫魔「流石リオンさん、深いこと言いますね。」
リオン「いや、な………。」
リオンは、キセルを手に持ったまま目を閉じた。
 しばらくして。
リリウム「あれ……ジグは……?」
グレン「そう言えば、前からいないな……。」
 (今さら気付いて)ジグマを探す二人。
 そんな二人に、エメラルドが少し呆れた様子で言う。
エメラルド「今まで気づかなかったのか?」
リリウム「うん。」
グレン「うむ。」
それに対してリリウムとグレンは、あっさりと頷いた。
エメラルド「リリィ……お前だからしょうがないかもしれないがそういう所甘いな……。それでも人の彼女か?」
リリィ「うー?」
 リリウムは、突然、真面目な事を言い出すエメラルドが意味不明に感じてうぬぼれている。
エメラルド「グレンも。いくらリリウムに忠誠誓ったとはいえ……そこら辺もう少し考えられなかったのか?」
グレン「それは……。」
グレンは、今までの行動を振り返ってみた。
確かに、毎日どんな時も、時にはジグマの前なのを考慮しないがままイチャイチャしたり、ちょっとリリウムが嫌がるまでやってどうせ食らわないダメージを食らわされた事も多々あった。ジグマの前でイチャイチャしていた時、彼はため息をついて苦笑いしていただけだった。しかし本当はどんなに破天荒で、人を食べ物や奴隷のように扱う魔兎でも、彼女と割り込んできた男に対して、複雑な思いを抱いていたであろう。
グレンは、自らの罪を心の中で悟るのであった。


《続く》

#37ー50 『刺客モモと破天荒関係図』おしまい。

次章以降予告《仮》
ギルドから消えたジグマ。彼の行方、そして引き金となった魔兎と凶竜の運命は……
そして新しい仲間、楓&リリウムを知る男の娘、煉がついに登場!
そして再び魔兎ウィルスの脅威!?ルナリアの運命は……?

とにかく完結しきらないノンストップな『Vierge♀Cendeillion』、終盤も近づく(?)中お楽しみに!
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