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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #47 

#47 恋人達の喧嘩

前回のお話。
リリウムの倒れるバベル塔に、怪しい影が……。
一方、ギルドの外は荒れた天気に。
占いのことで心配するリオンと黒猫魔。
殺気に溢れるジグマのことを心配するギルドメンバー達。
どしゃ降りの中、リリウムが帰ってくるも……?


リリウム「ギャッ!」
 リリウムに迫る魔の手が、リリウムの頬をスパーンと弾く。
彼女は、そのまま反動で床に打ち付けられ、じりじりと痛む頬を手で押さえている。
エメラルド「おい!今のは流石に酷いんじゃないか?ジグマ!」
エメラルドの背後には、明らかに異様で鋭い目付きのジグマ。その目は、リリウムに怨みを持つように見下していた。
ジグマ「黙ってろよ。こいつに振り回されてるのはそっちも同じだろ?」
エメラルド「確かにそうだけどな……。」
エメラルドは、物を言おうとしたがその先の言葉が出なかった。
 キレてる彼には、周りも怯えていた。
みお「熊怖い……。」
リオレット「これはマジだね……。」
リン「りりしゃにガード間に合わなかった……。」
 グレンに至っては、一種の罪悪感を感じていた。
グレン「すまない、きっと俺のせいだな……。」
モモ「やっと分かってくれた?」
グレン「に、しても何か変なんだよな……。何かがリリウム様では無いような……。」
グレンは、何となく嫌な予感がした。
 モモは、半分怒り声で言う。
モモ「何その、『嫌な予感』的なもの。」
グレン「ほら……見て見ろ………。」
リリウムの身体は所々黒くなっており、たまに霞んでいた。壊れかけのモニターのように。
しかし、ジグマとリリウムは、喧嘩をしている……。
リリウム「グゥゥウウウウウ……!」
ジグマ「唸るな!ちゃんと人間語で喋って。」
リリウム「………………。」
 リリウムは、黙っている。
ジグマ「大体、お前はどうしていつもこう化け物みたいなんだよ。お前が暴れてばかりのせいで、俺だって、周りだって迷惑してるの気づかないの?」
 ジグマは、溜まっていた怒りの感情をリリウムにぶつけている。
リリウム「………………。」
 また黙っているリリウム。
ジグマ「どうなんだよ。」
リリウム「………………。」
ジグマ「だから、どうなんだよ。こういう時に黙られるの一番ウザいんですが。」
ジグマの鬼のような表情が、リリウムに迫る。
 しかし、リリウムは。
リリウム「…………………。」
沈黙を貫いていた。
ジグマ「だから黙るなってこの化け物!」
ジグマの手が、リリウムに振りかざされる。
エメラルド「やめろ!」
 エメラルドは、とっさに身体をリリウムの前に出し。
リン「あぁ………ガード!」
リンは、今度こそガードを展開する。
その一瞬だった。
ジグマ「ッブフォッ……!」
ジグマが、吐血して腹を抱え、その場に座りこむ。
目の前には、真っ黒オーラを帯びたリリウムが彼を見下していた……。


《続く》
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