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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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やみいろアルカディア #25 

#25 矢雨の被害

前回のお話。
村中では、シャーリーとリナの手により、種族も男女も関係なくイチャイチャ大会が繰り広げられていた。
それを天上院家の面々が、イチャイチャ大会の原因であるキューピッドの矢を回収するのであった……。

その頃、闇咲邸では。
フウ「……と、いう訳です。」
トリック「まぁ、リオレ荘長と不良のホモカップルは放置して来たんだけどね。」
リオレ荘の被害状況を、闇咲邸の面々に相談するリオレ荘住人。
カーラ「私は買い物途中だったからその場に居なかったんだけど、確か村を歩いていても……。」
ヒスイ「ここに来る途中も幸せそうなカップルが沢山居たね。」
数々の被害状況と目撃証言。
それに対して、闇咲邸側、レナの答えはというと。
レナ「そっちの方は天上院家やマリーの方が詳しいと思うけどね……。確か、クロロとユウリがイチャついていたのも、そのせいだし。」
フウ「そっちも被害受けていたの!?」
 フウは、驚いた様子だった。
レナ「うん、アリシアが見つけてくれたけどね。本当にビックリした……。」
レナは、当時の事を思いだしため息をつく。
ユウリ「で、天上院家に相談した方が、お前らも手っ取り早いと分かっているはず。なのに、なんでここに?」
 ユウリが、疑問を投げ掛ける。
カーラ「最初は天上院家に行くつもりだったけどここに来る途中も、矢雨が降って来て……。」
メイル「危なかった……。」
 ハラハラした様子でため息をつく、リオレ荘の住人たち。
トリック「天上院家に続く道は特に激しく降っていたんだ!本当だよ!」
 トリックも、一生懸命だった。
ユウリ「そうか。なるほどね。」
ユウリは、納得した。

***

その黒幕である、シャーリーとリナ。
シャーリー「へっへーん。いくら回収したってまた矢の雨を降らせれば元通り、いや、カオス?」
 矢の雨を降らし、回収作業をする天上院家の面々を哀れな目で見るシャーリー。
リナ「アンタ、飽きないわね……。」
それに対してリナは、疲れた様子だった。
シャーリー「しかし、天使とちびっこはともかく、さっきからあのうるさそうな娘が居ないわね……。」
 シャーリーは、知らぬハルカの姿が見あたらず、辺りを眺めていた。
リナ「諦めて帰ったんじゃないの……?」
シャーリー「ならばいいけれど……。」
二人が、ぼーっとしていた時だった。
レナ「あーっ!リナ!やっぱりあなた達の悪巧みだったの!」
リナ「ギクッ。レナ……!」
レナが一人、ラブリーなリボン付きの杖を構えて背後に立っていた。
シャーリー「こ、この悪魔何よ!」
 シャーリーも、弓を構える。
リナ「こいつは人の大切な者を全て奪いつくす凶悪な奴だ!」
シャーリー「アンタが言う筋合いは無いわね!けれどこの弓矢を奪いに来たのならば……。」
 レナに対して構える二人の背後から、更に凛々しい声がする。
ハルカ「来たのは悪魔だけじゃないわ。村中を混乱に陥れているのはあなたたちでしょ。」
 レナの反対側からは、純潔なシスター服を纏い、メイスを敵に突き付けるハルカ。
 リナが指先から、紅の炎を灯す。
リナ「一気に二人とは……ね。纏めて燃やし尽くしましょ。」
シャーリー「待って、私に名案があるのよ……。」
シャーリーは、リナの耳元で何かを囁いた。
リナ「あぁ……なるほど……。じゃあお姉様も邪魔されず手をかけられるって訳ね。」
リナは、シャーリーの作戦を聞いてニヤリと笑った。


《続く》
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