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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #41 

#41 にゅるりとしたモノ

前回のお話。
バベル塔には、追われていたリリウムとグレンが逃げ帰ってきた。
ジグマは、リリウムの態度にイラついていた。
と、同時にリリウムもジグマへの不満が出ていた。
そんなリリウムに、グレンが迫ってきて……。

グレン「んっ……。」
リリウム「ぐっ………!」
グレンとリリウム。二人の距離が迫っていく。
そして。
 にゅるりとした感覚と共に、二人の唇が触れ合う……。
リリウム「………!」
リリウムに、全身に何とも言えない不快感が走った。
 それに対してグレンは、とても気持ちが良さそうだ。
 続いてグレンの舌が、ぬめっとした感覚を発しながらリリウムの唇に触れる。
リリウム「……………っ!」
またリリウムに、不快感が走る。
グレンは、リリウムをきつく抱いて舌を這わせる。とても気持ちよさそうに、目を閉じながら。
グレン「んっ………。」
リリウム「この……馬鹿野郎ぉぉぉぉおおおお!!!!」
リリウムが、隠し持っていたナイフをグレンの体に突き刺す。
彼の刺されたところの服地に、赤い鮮血が染み渡る。
グレン「……やっぱりお前って奴は。聞いた通りの悪い子だ。」
グレンは、平気な顔をしてナイフを体から引き抜いた。
リリウム「効かない……の。」
リリウムは、口をあんぐりと開けていた。
グレン「凶竜と恐れられている大物に、何処にでも売っている安物のダガー一本で立ち向かおうとは。リリウム。お前って奴は、本当に無茶苦茶な魔兎さんだな。」
グレンは、半分馬鹿にしたような笑みを浮かべていた。
リリウム「何なの!りりはそういうの嫌いなの!グレンもりりを縛って好き勝手するつもり!?グゥウウウ………。」
 リリウムは、グレンに対して威嚇している。
グレン「そのつもりは無い……。ただリリウム様を癒したいだけですっ☆」
グレンがお茶目にも、舌を出した。
リリウム「グレンも馬鹿……!ならばこの塔をぶっ壊シテヤルノ……クヒヒヒ………。」
リリウムが、真っ黒いオーラと共に大量の触手を出す。
グレン「おい……それはやめろ……!」
グレンが、自らのファイアを唱えリリウムの触手を焼き払う。
が、リリウムの触手はまた生えてきた。
リリウム「ソノ程度デハ効カナイノ……!ククク」
 リリウムは、そう言っている間にもハイスピードで塔の中にどんどん触手を広げている。
グレン「こら、今すぐ引き上げろっ。」
グレンが、リリウムの体に重力をかけた。
リリウム「ククク……ッ。ウケケケケ………ッ。」
触手のスピードは多少弱まるも、リリウムにはあまり効果がない様子。平気そうに、不気味な笑みを浮かべた。
グレン「フッ……。そういうつもりなら。」
グレンは、黄色いドラゴンの姿になる。
そして口から炎を吐くように、稲光を発する!
稲光は、リリウムに直撃。彼女の動きが止まる。
しかしそれは一瞬の事だった。リリウムの触手が更に急激に広がり、出口を塞いでしまったのである。
グレン「このっ!」
グレンは、身体を赤く染める。炎を口から吐いて触手を焼くと、出来た穴から瞬時に外に出た。
グチャッ……ヌルヌルッ……!気味の悪い音を立てながら、復活した触手が穴を塞ぐ。
グレンが後ろを振り向くと、塔は既に触手で埋め尽くされていた。
グレン「…………。」
 グレンは、ただ空中で眺めていた。


《続く》
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