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箱庭の図書室

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やみいろアルカディア #12 

#12 闇咲の片鱗

前回のお話。
アリシアは、お風呂でくつろいでいた。
そこへ、レナが入ってくる。
すると、突然レナに襲われるが……。
気がつくと、ベッドの上だった……。


アリシア「おはよう……。もうお昼だけど………。」
アリシアは、あくびをしている。
 リビングには、既に闇咲邸メンバー全員が集結していた。
レイナ「おはよー。アリシアって早起きなイメージだけど、今日は遅めだね?」
 レイナが、アリシアに話しかける。
アリシア「うん……。レイナ、向こうでひとつ聞いていいかな……?」
 アリシアは、昨晩のことが頭から離れずレイナに相談しようとする。
レイナ「何ー?」
アリシア「まぁ……ここでは言いづらいから……。」
 二人は、リビングから隣の部屋へと移動した。
 そこでアリシアは、昨晩起こったことを話した。
レイナ「きっと本当にレナに襲われたんだね……。双子の姉が言うのもなんだが、お気の毒さま。」
 レイナは、ふむふむと相づちを打つ。
アリシア「やっぱり!?………」
 アリシアは、目を見開かせる。
レイナ「レナの必殺技にして最強の技だよ。気持ちよさを味わわせてから、一気にとどめを刺す。何人犠牲者がいることやら……。」
 レイナは、妹のしでかしたことにまたか、と言うように苦笑いをしていた。
アリシア「やっぱり悪魔は怖い……。」
アリシアは、寒気がした。
悪魔とは、なんて恐ろしいものなんだと体感した上で……。
そして、ある疑問が浮かびあがってきた。
アリシア「ねぇ……、レイナ。」
レイナ「何?」
アリシア「レイナは、やられた事あるの?」
レイナ「何百回とね……。」
レイナは、息を含ませて呟いた。どこか慣れた様子で。
アリシア「そうなんだ……。ユウリやミライは大丈夫なのかな……。」
レイナ「多分彼らは大丈夫だと思うよ。」アリシア「どうして?」
レイナ「そこまでは分からない。けどね。」
レイナは、クスッと笑う。
アリシアは、どうしてそこで笑うのだろうと思った。
レイナ「まぁ、あまり気にしないこと。何かあったらまた相談しなよ?」
レイナは、アリシアの頭をぽん、と叩いた。
アリシア「はぁい。」
レイナ「さ、戻ろう。」
そして、アリシアとレイナはリビングへと戻っていった。
けれど、アリシアには心残りがあった……。
レイナが、何か隠しているように思えたから。
 レイナの目が、どことなく闇を映しているようにも思えたから。
 でも、彼女は今はあまり気にしないことにした。
 リビングに戻ると、闇咲邸の面子全員が構えていた。
レイナ「また出たの……。」
 レイナは、呆れた様子だ。
アリシア「ど、どうしたの………?」
 アリシアには、その訳がよく分からなかった。
 ただ視線の先には――白髪で黒い服を纏った女悪魔らしき者がいた。

《続く》
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