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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #24 

#24♀呪いの解除法


《前回のお話》
シシャモに連れられてきた先……それはジグマの新しい家であるアパートだった。
シシャモはそこの隣人兼家主だったのだ!
ジグマとリリウムは彼の家に招待される。
ジグマはそこでリリウムのことについて聞くと、リリウムが突然獣のようになる……。
そこからなんやかんやとあり、ジグマの新生活は始まったのであった。


***

 ジグマは、謎の男について思い出した。
ジグマ「シシャモさんだ!しばらく見なかったけどお元気そうでなによりですー。」
シシャモ「ジグマくんも元気そうで何より。他の皆さん方も。」
エメラルド「またリリィが暴走して……困ってた所なんだよな……。」
シシャモ「大体分かるよ。なんか厄介なことになったらしいな。」
シシャモは、大体の事情は察していた。
黒猫魔「ドロル沼のお菓子の家の魔女が……。」
黒猫魔は、事情を話そうとした。
シシャモ「それも分かる。あいつは本当に厄介だからな。」
シシャモは、既に分かっていたようだ。
 シシャモの返事の早さに、黒猫魔は驚く。
黒猫魔「いつからここにいたのにゃっ………!?」
シシャモ「ん、さっきだけど。」
シシャモはそれに、あっさりと答えた。
シシャモ「アドバイス。」
ジグマ「?」
 シシャモは、指を立ててこう続ける。
シシャモ「あの魔女の呪いは、一見何をやっても解けなさそうに見えるが、あいつは辛いものが苦手でな。」
エリィ「それが、どうかしたのでしょうか……」
シシャモ「ズバリ、世界一の激辛で知られるトウガラシ……“ドラゴン・ファイア・ペッパー”を手に入れればいい。」
エメラルド「辛通の俺だが……そんなの見たこともないな。」
 エメラルドは、この時一瞬そのトウガラシを味わってみたいと思った。
シシャモ「そりゃあそうだ。なんせドラゴンの生息地でもごく一部にしか生えていない……。人間の生息域にはまずないだろうな………。」
 シシャモは、頭を抱えた。
エリィ「じゃあ、どうやって手に入れるんですか!?」
シシャモ「あえて言うなら……ソルリー地方にある飛竜の棲む火山……ドラグネ山脈。その奥地のグレンヴォルケイノの火口に生えている可能性はあるな……。」
ジグマ「本当ですか!?」
ギルドメンバー達に、一筋の光が見えた。
しかし、その期待も次の一言で崩れ去ることもある。
シシャモ「ただし、そこから生きて帰った者など聞いたこともないぞ……並大抵の冒険者なら、一瞬で肉食竜に喰われて終わりだな。」
エメラルド「そんな所に行けるとでも思うかよ!?」
シシャモ「さぁな……あと、万が一奥に行けても最強の龍がいるという噂がある……。」
エメラルド「?」
シシャモ「その龍はどんな攻撃も、状態異常も、トラップも効かないし一撃で殺られるらしいぞ。ソルリー住民の畏怖対象にもなってる。では、俺に教えられることはここまで……じゃあなっ。」
シシャモはそう言い残すと、一瞬で消えてしまった。
エメラルド「あ、ちょっ……!」
とり残されたギルドメンバー達。
エリィ「とりあえず……解決案が見つかって……よかったですね……あはは……。」
エリィは、作り笑いをした。
全員「そんな所、誰が行けるかよ!!」
ギルドメンバー全員の突っ込みが、ギルド内に響いた。
ジグマ「ただでさえ行けないところの、」
黒猫魔「その奥地。」
エメラルド「ラスボスが、乱数調整する間なく死ぬチートフラグですと!?無理でしょ!」
リン「にゃあ。」
リオン「やはり、諦めるしか無さそうだな……。」
ギルドメンバーの希望は、これにて完全に崩れ去った。


《続く》
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