FC2ブログ

箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --    

Vierge♀Cendrillon~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #108 

#108 帰還

超superKou「さぁこの超superKou様が現れたからには魔兎と凶竜を逃がす訳にはいかない!!皆一致団結し、奴らを捕まえようーーー!!」
そう言って超superKouは腕を上げる。すると、地上の民衆の士気もみるみるうちにぐいぐいと上がる。
『おおおおおおおおぉぉぉぉぉーっ!!』
そして地上からは、暑苦しい程の体育会系オーラを纏った威勢のいい、大きな掛け声が返ってくる。
同時に民衆が掲げる手には、物魔遠近大小様々な武器が持たれていた。
その一方。
グレン「こいつら……何やってんだか。」
リリウム「きっと虫けらのざわめきなの。さっさと行きましょ」
リリウムとグレンはそれを見て余裕な表情で、完全に馬鹿にしていた。
そして、面倒になる前にすーっとその場から立ち去る。
それに気づかないこちらも、盛り上がりが最高潮に達している。
超superkou「さぁ行け!ルナリアの戦士達よ!世界を!何よりこの街を滅ぼしかねない害悪共を捕らえ、やっつけよ!!」
『うぉああああああああああああああああああ!!!!!』
超superkouの一言で、地上の民衆は一斉に走り始めた。
それを眺める空の上。彼は一言。
超superkou「ふぅ。じゃあ僕はしょたとでーとしてきます。おつかれ。」

***

~Vierge♀Cendrillon ギルド~

リリウムとグレンは、素早く逃げた事がよかったのか、何事もなくギルドに辿り着いた。
二人はほっとする時間も無く、すぐに扉を開いて中に入った。
リリウム「ただいまなのー。……ってあれ。どういう事?」
いつも賑わったりくつろいだりしていた、ギルドの中には誰もいない。それどころか、家具も何もなく、引っ越し後の空き家のようだ。
グレン「誰もいない……ん?」
グレンの視線の先には、一匹の黒猫がいた。
黒猫は、こちらの視線に気づくとこちらをじっと見つめる。少し見つめた後、素っ気ないように奥の方へと歩いていく。
グレンとリリウムは、棒立ちしたままその姿を眺めていた。
すると黒猫はこちらを振り向き、そのままぴたりと動きが止まる。
リリウム「もしかしてついて来い、って事なの?」
リリウムがそう言うと、黒猫は小さくうなづいた。
リリウム「どういう事なの……でもりりのギルドが突然こうなるのもおかしいの。グレン、いくよ!」
グレン「うん。」
そしてリリウムとグレンは、黒猫の向かう方へと歩き始める。
黒猫は二人を確認すると、またてくてくと歩き出した。
そうしてやって来たのはギルドの地下。
暗い廊下を進んだ先。あるドアの前で黒猫はこちらに目を光らせて立っていた。
リリウム「地下ホール……。ここに入れというの。」
リリウムは、そう言いながらドアを開いた。
すると、パン!と音を立てながらクラッカーが発射された。
「リリィ、グレン!おかえりなさい!」

《続く》

スポンサーサイト

category: Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~

TB: --    CM: 0   

コメント

コメントの投稿

Secret


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。