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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendrillon~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #102 

#102 白と黒のラグナロク

黒魔女チルリータに向かって駈け出すリリウム。
チルリータは、長く伸びたスカーフ部分を触手の様に素早く操り、リリウムに襲いかかる。
リリウムは、ふわりひらりと軽やかにそれをかわしていく。
チルリータ『(リリウム……。お前……邪魔……!)』
チルリータの言葉は、屍霊や魔兎よりもおぞましい、耳を塞いでも塞ぎきれないうめき声と貸していた。
リリウム「チルリータ。話も出来ないのー?ならば、りりが浄化してやるの!」
リリウムは、チルリータの頭上に一気に急接近した。
リリウム「……ホーリーレイディメンション!!」
輝きを纏いし刃が、白き光のラインを描き、魔女の黒い巨体を縦に分断する。
その黒き巨体は、二つに割れる。しかし、またすぐに結合を始めた。
リリウムは、隙なく次の刃を振るう。今度は横に、いくつもの乱切りにされる魔女。
するとそれは、床にバラバラと散らばり動かなくなった。
リリウムは頭上で、くるくると槍を回す。すると、足元と頭上に、まばゆく魔法陣を展開した。

リリウム「黒き闇に堕ちし魔女よ……。聖なる光に導かれるの!

“天へと導け眩き閃柱よ(シャイニングピラー・トゥ・ヘヴン)”」

すると魔女の足元から、壮大な光の柱が立ちあがる。その中で魔女は、みるみるうちに天へと向かい吸い上げられていく。
しかし魔女も、これでは終わらせないと、己の力を振り絞る。
チルリータ『ヴ……ァア……………!ァァァァアアアアアアアアッ!!!』
雄叫びと共に、光の柱は壊される。
チルリータ『アアアアァァァァッ!!!(滅べこのヤリ○ン魔兎!!!)』
黒き波が、リリウムを飲み込むように襲いかかってくる。
白き光は、またそれをさっと避けた。
リリウム「ったく、この馬鹿。面倒なの……。」
リリウムはそう呟き、再度チルリータに向かった。
リリウム「……!?」
彼女の目が大きく見開き、身体が凍る。
その前は、一面真っ暗で……。
白き小さきその姿は、みるみるうちに、黒き大波に飲まれるのであった。


《続く》

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