FC2ブログ

箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --    

Vierge♀Cendrillon~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #89 


#89 言葉の刃が胸を刺す

そこへ、さらに『言葉』の暴力が舞い込むこととなる。
モモ「大体。人をいきなり襲うなんてどこの狂人よ。」
黒猫魔「無駄なフラグを建てにゃいでください。」
モモ「こっちは既に色々面倒事に巻き込まれているの!」
黒猫魔「これ以上の面倒事はスルーさせて頂きたいにゃ。」
モモ「凶竜はあの馬鹿兎に取られるし!」
黒猫魔「早くお家に帰って寝たいにゃ……」
モモ「街はこんなのになるし!」
黒猫魔「しまった、お家もギルドも潰されてたんだにゃ!」
モモ「召使いも死んだし!」
黒猫魔「このぉ……藁人形に五寸釘を……。」
モモ「なんかキチガイは現われるし!」
黒猫魔「えいにゃ!えいにゃ!(藁人形に釘を刺している)」
モモ「あの巨大な怪物を止めなきゃいけないのに何よ!あなたまで私の邪魔をするの!」
モモは、もはや泣き言状態になっていた。
この事態に夜霧は、さっきまでの攻撃体制はどこやらか。そばによって。
夜霧「──違う……。落ち着け……。」
怒っている彼女になんとか説得しようとしている、彼氏のようになっていた。
モモ「いかにも厨二な設定持ち込んでふざけないでよ!」
モモは『強烈ビンタ』を繰り出した。気持ちのいい音と同時に、夜霧の冷たいほおが赤く腫れあがる。
夜霧「──………ちゃんと話はする……。」
夜霧は、腕がかすかに震えていた。
そこへさらに、黒猫魔が杖を胸の前で構えながら迫る。
黒猫魔「さぁ……て。その信憑性はドウなンでショウ……。」
黒猫魔の背後からは、厚い雲で覆われた暗い空よりもどす黒い、うごめく何かが感じとられる。
夜霧「──…………。」
夜霧は、再び刃に手を伸ばそうとする。
シシャモ「はい、カット。」
そこへいつの間にか、シシャモが間に入っていた。
モモ、黒猫魔、夜霧はハッと我に戻る。そしてシシャモの方を向いた。
シシャモは、呆れ口調でこう言う。
シシャモ「全く……。こんな時に余計な争い事を巻き起こして、更に事態を悪化させる気か。モモと黒猫魔は落ち着け。そして夜霧?は、ディアナシステムを狙う目的やこうなるに至った経緯を教えろ。」
三人はその後、争う余地もなくすんなりと話し合いに入る。
瓦礫の山に皆が円に集まる。
そうして夜霧は、こうなるに至った経緯を語り始める……。

《続く》


スポンサーサイト

category: Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~

TB: --    CM: 0   

コメント

コメントの投稿

Secret


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。