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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendrillon〜ようこそ僕らの闇堕ちギルド〜 #80 

#80 なんたって“鬼畜ゆめ”

そこには目を紅く光らせ、狂ったような笑みを見せる少女がいた。白いフリルをあしらった、鮮血のような紅のドレスが、彼女から発せられる狂気をより引き立たせている。
銀月「こりゃ危険人物フラグだー……モモなら、今魔兎と闘っているはずだよ……。」
銀月は、こんな時に魔兎リリウム以外の厄介者はごめんだと思っていた。
それは、周りも、今この話を読んでいる方々も、恐らくそうであろう。
ももか「ぬははー。そーなのかー。私ももか!周りには知られていないけど、あのモモおねーさまの妹なんだぁ。w」
ももかは、無邪気な笑みを見せている。
銀月「あ、あぁ……。」
銀月は内心、今は帰ってくれと思っていた。
ももか「何冷めた顔してるのー。こんな時にこそ笑顔だよっ♪」
ももかは、にっと口を開けて歯を見せる。
銀月「確かに。それは言えるね。」
銀月は、ももかの言ったことは理解できるが、今は面倒事起こさないでくれと思っていた。
その横で、シンは小さく震えていた。
シン「気付いてると思うがこいつ……“鬼畜ゆめ”だよ……。」
Fluflyも小声で。
Flufly「知ってるんよ……。おおっぴらに人食いはしないがリリウム並にヤバいやつでしょ?」
楓も話に加わって。
楓「ルナリアってそんなヤバいやつの集まりなの……?変人の集まりとは聞くけど。」
そして、斬識も。
斬識「“鬼畜ゆめ”くらいルナリアで生きるには必要な知識だよ……面倒な事にならなければいいが……。」
煉までも。
煉「で、どうなるの……?」
不安げになる者たちのひそひそ話は、いつの間にか大きな井戸端会議へと化していた。
ももか「ねぇ?何話してるの?私のウワサ?」
更にいつの間にか、ももかが輪の中心に入っていた。手には、導火線に火のついた爆弾を持っている……。
るかたこ「危ないっ!」
るかたこがそう叫んだ瞬間。
ちゅどーん☆と、音を立て爆弾は爆発。その後、桃色の煙をもくもくとたてる。
楓「何……。」
煉「げほっげほっ……。」
煙のせいで咳こむメンバー達。
シン「…………!斬識っ!?」
シンの目の前には、パーツが所々欠損し、焼けているという、無惨な姿となった斬識の首が転がっていた。恐らく爆発に巻き込まれたものであろう……。
他のメンバーも、それを見て動揺せずにはいられなかった。
Flufly「あああ……殺人ですよっ!」
その中でもFluflyは、両手を抱えて慌てている。
ももか「人死んじゃったのかー。まぁいいやー。」
ももかは、ヘラヘラと笑った。
その態度に銀月が、カチンとくる。SPAS-15の銃口が、ももかに照準を合わせられる。
銀月「まぁいいや……じゃないでしょ。こんな時に、いや、こんな時じゃなくても。人殺しが、お前の顔もこれで………。」
煉「銀しゃ落ちついて!」
煉はそう言いつつも、震えが止まらないまま手も足も出すことが出来ず、見ているしかなかった。
ももかは、ニコニコと笑っている。
ももか「なーに怒ってるの?背後にはもう、魔兎がいるのにな……。」
銀月たちは後ろを向いた。すると、さっきまでは割と離れた位置にいたはずの魔兎が、すぐ近くでヨダレを垂らしているではないか。

《続く》

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