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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendrillon〜ようこそ僕らの闇堕ちギルド〜 #68 

#68 魔兎の悪夢


〜ギルド内、屋上〜
黒猫魔「っ……にゃっ……。………にゃっ!」
黒猫魔は、息を切らして顔を上げる……。と、同時に顔面が青ざめ、退けぞってしまう。
「グ……グゥウウウ……………!」
化け物の唸り声。見上げれば、月の光に照らされる巨大な黒兎の影。
その前では、エメラルドが崩れている。地面に手をついている側には、薬瓶が割れて液が流れ出ていた……。
エメラルド「リリィ………っ。」
黒猫魔「にゃ……あっ。エメさん……。」
黒猫魔も、他のメンバー達も、ただ呆然と立っていた。
シシャモ「魔兎……。一体何があったんだ……。」
何処からか現れたシシャモ。彼も、その影を見つめて口を開いていた。
エリィ「これが魔兎……ですね……。」
エリィは、驚いて一目散に逃げる事もできずに声を震わせ、その場に立っていた。
チルリータ「凶竜の次は魔兎!?一体どうなってるのよ……!」
夜中に迷惑な甲高い叫び声があがる。そしてまた何処からか、チルリータがスタッと舞い降りてきた。
魔兎「グゥウウウウ…………。」
唸り声と共に、真っ黒な魔兎の瞳が不気味に光る。
同時に、魔兎から黒い胞子が排出される。
エメラルド「ゲホッ……!」
一番魔兎に近い位置にいるエメラルドが、咳払いをしながらフラフラとこっちへ来た。
シシャモ「危ない、一旦ここは退避しよう。」
シシャモは、すでに意識が飛びかけのエメラルドを背中に乗せる。
エメラルドは、シシャモの背中に倒れると、動かなくなってしまった。
そして魔兎を除くその場にいた者全員が、すぐにギルド内へと退避した。


〜ギルド内にて……〜

エメラルド「んっ……。」
照明の光が、エメラルドの瞳孔を刺激して目覚めさせる。
リン「エメ……!」
彼の目の前で、リンが上に乗っかり抱きついてくる。
エメラルド「おいおい、いきなり何だよ……。」
リン「心配したんだから……!エメあれから、三日も目が覚めなかったんだから……。それに……。」
リンは泣きべそをかきながら、エメラルドの姿をまじまじと見ていた。
エメラルド「………なっ!」
エメラルドは、ビクっとした。
長い碧い髪が、黒く染まっていた。これまた碧かった尻尾もだ。そして、数日前までのリリウムと同じように、両腕両脚にも黒い毛が生えている……。
エメラルド「おいおい……これじゃあ黒狼じゃねぇか……。」
彼は苦笑いをした。
リン「一応……楓ちゃんがお薬とヒーリングやってくれてるよ……。」
リンは、エメラルドの腕を優しく撫でていた。
エメラルド「それはすまない……で、リリィはどうなってる!そして、街はどうなってる!」
エメラルドは、身体を急に起こして窓の外を眺める。
リン「あぁっ!」
リンは、その反動でくるくると転がった。


《続く》

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リリウムからのお知らせ。

Vierge♀Cendrillon〜ようこそ僕らの闇堕ちギルド〜

〜#64までの総集編と#65〜は元ネタのブラウザゲーム、チビクエストにて公開中!


よかったらこちらもよろしくなの。

チビクエスト

※ルナリアなら月サーバーなの。道間違えたら喰う以前の問題だからねー?

もしかしたらりり達と接点持てる……?りりは声かければ対応するからよろしくなの!
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