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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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やみいろアルカディア #41 

#41 覚醒ユウリ

前回のお話。
次に、ミライが目覚めたのは実験装置の中。
アイシクルは、装置の前で彼女をうっとりとしながら見ていた。
もはや狂気そのものな彼に、ミライは怖じ気づく。
そこへ、ユウリとシラユキが現れて……!

アイシクル「僕からメアリーを奪ったのはそっちの癖に……!」
アイシクルは、ユウリを切りつけようと氷刃を振る。
ユウリ「ふっ。」
ユウリは、氷刃をよけた。
アイシクル「この……。*ね*ね*ね*ね!」
アイシクルは、NGワードを連呼しながら氷刃を振り回す。
 しかし、ユウリもかわしているとはいえナイス空振り状態に。
ユウリ「お前はそこらのガキか。」
 そして正論炸裂。
アイシクル「ウルサイ……!」
アイシクルが睨むと、冷たい北風がユウリに吹く。
ユウリ「……………いてっ!」
風と同時に、細かく尖ったつららが彼の身体を突き刺していた。冷たさと、針にチクチク刺された感触がダメージを増大させる。
シラユキ「えいっ!」
シラユキは、装置のレバーを上げた。さっきまで動いていた機械が、弱まる音を立てて止まる。
ユウリ「シラユキ、ナイスっ!」
 ユウリとシラユキは、お互いにウインクした。
アイシクル「シラユキ……!貴様………!」
アイシクルは、血眼になり小さい身体で、更に小さいシラユキの首元を持ち上げる。
シラユキは、てへっと舌を出した。
アイシクル「…………。」
 すると。
シラユキ「うぎゃっ!………」
アイシクルの気に触れたのか、シラユキの舌がすぱっと斬り落とされる。
真っ赤な血とピンク色の肉片が、冷たい氷の地面に滴り落ちた。
ユウリ「シラユキ!大丈夫!?」
シラユキ「………………っ!」
 シラユキは、あまりの激痛に泣くことすら出来ない。これぞ、舌切り雀ならぬ舌切り少女だ。
アイシクル「……馬鹿だな。」
 含み笑いをするアイシクル。
 その背後ではユウリが、闇を更に黒く染める殺気を放っていた。
ユウリ「…………おい。それは流石に無いと思うが。」
アイシクル「僕を裏切った……罰だ。」
 アイシクルは、かっと目を見開いた。
ユウリ「何があったかは分からぬが……。やってる事は間違ってるし彼女は返してもらう!」
 ユウリは、目を鋭く光らせた。すると、黒い髪が真っ白に染まる。身体からも、今までにはないオーラが出ている……。
 アイシクルは、それを見て微笑した。
アイシクル「フフ……。裏切り者は万死に価す……!このチビも……、貴様も……。僕とメアリーの邪魔する奴……。皆消えてもらう……っ!」
そう言い放ち呪文を唱えると、辺り一面氷のフィールドになった。


《続く》
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