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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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Vierge♀Cendrillon~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #57 

#57 レッスンと唐揚げ

前回のお話。
真夜中。グレンはリリウムの部屋に進入。
大量の骨が散乱する中、進むと……リリウムに見つかった。
彼女の部屋の酷さにグレンが掃除を提案すると、骨の正体が発覚し、逆にちょっと引き気味になるのであった。(皆様もうお気付きであろうw)


~ギルド内 煉の部屋~

Vierge♀Cendrillonギルドメンバーに与えられている個室は、一人一部屋。基本的にはどこも同じような構造で、シンプルな部屋である。彼の部屋は、ギルドに来たばかりというのもあるだろうが、リリウムとは大違いでスッキリと片付いていた。
そこに楓が来ており、二人で歌の練習をしていた。
煉「じゃあここからいくよー。」
煉が、歌詞カードの一部を指差す。
楓「うんっ。」
楓は、うなづいた。
煉は、ラジカセのスイッチをオンにする。ラジカセからは、ポップでキラキラとした音楽が流れ出した。
それに合わせ、二人は楽しそうに歌い出した。、
煉「キラキラと輝く~♪」
楓「私たちの砂糖菓子のような~♪」
その音は、半開きのドアの隙間から外にも流れ出ていた。
それを耳でキャッチして、そちらをジーッと見つめる気配......。
気配「フムフム......。」
気配はしばらく、陰から二人を観察するだけ観察すると、何事も無かったかのようにスッと消えてしまった。


~ギルド内 キッチンルーム~

こちらでもまた、威勢のいい歌声が響いていた。
みお「あ~♪」
みおは、美味しそうな揚げ物のいい匂いと戦いながら、歌の練習をしていた。
ベルベット「ららら~♪」
ベルベットは、料理をしながらノリノリで歌っていた。
リオレット「んふふ~♪」
リオレットは、歌っている......と思いきや、バットの上の唐揚げに手を伸ばしていた。
ベルベット「ら~......こら!つまみ食いするな!」
ベルベットは、姉御の貫禄でリオレットを睨みつけ注意する。
リオレット「はぁ............い。」
リオレットは、コッソリと家居に浸入して見つかったネズミのように、そそくさと下がっていった。
それを見てしまったみお。顔を、ふぐのようにぷっくりと膨らませる。
みお「ズルいよ!みおも唐揚げ食べたい!」
ベルベット「と、言ってもなぁ......。みんなで食べるものだからつまみ食いはダメだなぁ......。」
ベルベットは、みおに同情はしつつ、つまみ食いをさせるつもりは無かった。
そこにつまみ食い犯リオレットが、恍惚の表情でこう言ってきた。
リオレット「唐揚げ美味しかったよぉ......。」
それを見たみおは、顔を真っ赤にして更にかんしゃくを起こす。
みお「やっぱりズルいぃいいいいいいーっ??」
キィーキィー言いながら、まるでお猿さんのようになってしまったみお。
それを見かねたベルベットは、ハァ、とため息をついて。
ベルベット「ほら、食べな。」
みおの前に唐揚げを一つ差し出した。
それを見たみおは、急にしおらしくなる。
みお「いいんですか......?」
ベルベット「あぁ。」
ベルベットの笑顔を確認すると、みおは唐揚げを受け取り、パクっと口に放り込んだ。
揚げたてアツアツの唐揚げは、口に入れたとたんカリカリの食感と、あふれる肉汁が絶品。
みおはそれを、口をハフハフと動かしながら食べた。
みお「おいしい......♪」
鎮まりご機嫌を取り戻したみおに、ベルベットはいつもは凛としている口元が緩んだ。
それもまた、気配は陰から見ていた。
気配「ほぅ......。」
気配は少しすると、スーッ......と消えていった。

《続く》




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