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箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #4 

#4♀リリウムvsプリウス

前回のお話。
問題の娘、プリウスとご対面。
暴れたいというプリウスに、リリウムが「ギルドにあるバトルホールで暴れさせたらどうか」という案を出し、
パーティはプリウスを連れギルドへと向かった…。


エリィ「えぇ!?問題の娘を連れてきて今バトルホールにいると!?」
エメラルド「面白いものがみれるチャンスだぞ?」
リオン「なるほど…。なら見に行くか。」
銀月「行こうー。」


~ギルド内、バトルホール~
(ここからは翻訳混じりでお楽しみ下さい)

プリウス「ウ………ウグーッ………。」
今まで檻の中にいたプリウス。目覚めると周りは、鋼鉄に覆われた広い空間だった。
プリウス「あれ………ここはどこだ………。私はさっきまで檻にぶちこまれていたはず………。!!」
 プリウスは、上の方を見た。
そこからは、プリウスを見ている人の影………。
プリウス「何を見てやがる………。グギァアアアア………。」
一方、観覧席では。
エメラルド「目覚めたぞ目覚めたぞ……。」
リオン「今から面白いものが見れるな……。」
興奮するメンバーもいる中で、少し心配するメンバーも。
エリィ「リリウム様大丈夫でしょうか…。」
ジグマ「多分リリィならやってくれると思うよ…。まぁ、俺としてはリリィに大人しくいて欲しいけどね……。」
観覧席が沸いている中、会場ではリリウムの唸り声が聞こえてくる。
リリウム「グァアアアア………目覚めたか………!」
プリウス「さっきのやつっ!……お前か私をここに連れてきたのか………!勝手に許せん………!」
プリウスが、尋常じゃない殺気を放出している。
リリウム「願いを叶えてやるというのに……馬鹿………!」
プリウスの目の前に、黒い煙が沸いてくる。
プリウス「何っ………!」
黒い煙から出てきたのは、体から大量の触手やら何やらを出し、頭からは真っ黒な垂れ耳、手足は黒い毛で覆われ尋常ない殺気を出している………。殺る気満々のリリウムだった。
リリウム「グァアアアア…。今からりりと遊ぶの……!文句はないよね……!!」
語尾と同時に、大量の触手がプリウスを縛りつけ、壁に叩きつけた。
プリウス「イダッ………グゥウウウ………!」
リリウム「グァアアアア……殺るんじゃなかったの………?」
大量の触手に殺気、真っ黒な影で迫るリリウム。
プリウス「ウ………グルルルルル……………!グァアアアア………ッ!!」
プリウスはあまりの恐ろしさに、ひるんでしまった。
リリウム「ちっ………つまんないの………グァアアアア…………。」
リリウムが、プリウスの手足を再び縛り、首まで締めようとした時だった。
プリウス「グァアアアア●§£×゛▼√∫°◎※アアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
雄叫びと同時に、プリウスの頭から黒く染まったうさ耳が生え、手足もリリウムと同じように黒く染まった。
リリウム「っ!こいつは…………!エメーーーッ!!!!」
リリウムが、観覧席のエメラルドに向かって叫ぶ。
エメラルド「そんなに叫ばんでもスピーカーで聞こえてるわ!」
リリウム「こいつ魔兎ウィルスかかってるーー!!しかも死ななかったパターン重度レベルだよーーー!!」
エメラルド「そ、そいつはまずいな………!」


………………………………………………

エメラルド「ここで解説だ、魔兎ウィルスというのはだな。約二年前くらいに起こった、ルナリア第二次魔兎騒動の原因になったものだ。それでリリィがウィルスによって魔兎と化し、ルナリアの街は荒らされ、たくさんの人がリリィの攻撃やウィルスにやられ死んだ。その時止めたのは、俺と、当時ルナリアに来たばっかりのジグマと、シシャモという謎の男。魔兎ウィルスは、感染したらまず死ぬはず。そして既に消失したはずなんだが………。」

………………………………………………

エメラルド「こんな時の為に作っておいた薬探しに行ってくるから待ってろ!」
リリウム「分かったの!その間戦うの………!」
エメラルド「それと後ろ!」
リリウム「!?」
リリウムの後ろでは、上からプリウスが殴りかかろうとしていた。
リリウム「ギャッ!!………ウグァアアアア…………!」
リリウムは、間一髪のところで避けた。
プリウス「流石は魔兎……。私ももうすぐ……そうなるのか………?」
リリウム「グァアアア……そうなるかもしれない………!」
プリウス「なら助けて………本当は………やだ……………!グァアアアアアアアアアア!!!!」
プリウスからは一滴の涙と同時に、強烈なアッパーが繰り出された。
プリウス「グゥウウウ………いない……。」
リリウム「この身体も……馴染めば悪くないと思うの………!でも嫌なら……りりと戦いながら持ちこたえるしかないの!!グァアアアアアアアアアア!!!!」
プリウス「グァアアアアアアアアアア!!!!」
 魔兎と魔兎になりかけてる者………。二人は広い空間の中で、お互いぶつかっていた。


〈続く〉
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やみいろアルカディア~プロローグ4~ ある日、広々とした庭でのこと。 

 これは、幸せな生活を夢見た少女の話。
アリシア・リシャール、10歳。フランス人で、昔から貴族の血を引いている誇り高きリシャール家のお嬢様である。
 彼女は今、明るい光に満ちた広々としたお屋敷の、自然溢れる広々としたお屋敷にいた。
アリシア「はぁ……。空気が気持ちいいし花は咲き乱れて綺麗……。けれど、何か面白いことが起きないかな……。」
すると、茂みの中からガサガサと音が鳴った。
アリシア「あら、何かしら。」
アリシアが茂みに近づくと、中から何かが飛び出してアリシアの頭に直撃した。
アリシア「いだっ!!……。」
目の前にいたのは、懐中時計を持ったウサギ……の格好をした男の子。
アリシアは、何かを思いだして目を見開いた。
アリシア「ユ、ユウリさん………!?こんなところで何してるの………?」
ユウリ「……………。やっべ、遅刻しそう!」
ユウリは慌てた様子で立ち上がり、走っていく。
アリシア「あ、待って!忘れ物!!」
アリシアが、芝生に落ちていた懐中時計を持って彼を追いかける。
庭をぬけ、小道をぬけ、原っぱをぬけ…。
アリシアは、なかなかウサギに追い付けずにいるが、影をたどって追いかけていく。
そうしているうちに、深い、深い森へと入っていった……。
アリシア「あれ……。ここ……。何処だろう………。道に迷ったのかな……」

アリシアは、生い茂る森の草木を掻き分けながら進む。ふんわりとしたスカートが枝などにひっかかって、中々進まないが、それでも進んでいく。
そうしているうちに、彼女は森の中の広い場所に出た。
アリシア「あ、いたっ!」
アリシアの目の前には、追いかけていたウサギの姿。
アリシア「おーい、忘れ物ですよー!」
アリシアは、かけ足で懐中時計をウサギ…の格好をしたユウリに渡しに行った。
ユウリ「あ、これ……。お嬢様、ありがとうございます。」
アリシア「いえいえ。」
?「あの子、連れて来たようだね。」

そう言って、現れたのは猫の格好をした女の子。
また、その子もアリシアには見覚えのある顔だった。
アリシア「レイナ……?」
 レイナは、アリシアの肩に手を置く。
レイナ「えぇ、あなたがアリス?」
アリシア「え、私はアリシアですけど……。」
 アリシアがそう答えると、急に何事かあったようにレイナが大声を出す。
レイナ「やっぱりアリスじゃん!」
ユウリ「この子であっていたか。」
声のトーンが上がる二人。
アリシア「あのっ!私、アリシアですが。」
アリシアがそう言っても、盛り上がっている二人。
アリシアは、自分の名前で(しかも間違って)盛り上がられて何がなんだか分からなかった。
レイナ「楽しいところに連れていってあげる。」
盛り上がっているレイナが、アリシアにそう言ってきた。
 アリシアは、楽しいところという言葉に反応して顔が明るくなる。
アリシア「え、どこですか?」
レイナ「とってもとっても楽しいところ。」
ニヤニヤ笑っているレイナ。
アリシア「………?」
ユウリ「3。2。1……それ。」
ユウリが合図すると地面が崩れ、三人は落ちていく。
アリシア「キャアアアアアアアアア!!!!」
 アリシアは、叫びながら舞い上がるスカートを押さえる。
下を見ると、深い深い闇が広がるばかりで底が見えない。
アリシア「どこまで落ちていくのぉおおおおおおお!?!?」
アリシアの叫び声が、深い闇まで届く。
三人は、深い深い穴の底へとどんどん落ちていく……。
 アリシアの意識も、それにあわせて薄れていった……。

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