箱庭の図書室

Vierge♀Cendrillon連載中!

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やみいろアルカディア #2 

#2 まさかの再会!?

〈前回のお話〉
目が覚めたら、知らない場所にいたアリシア。
アリシアのことをずっと見ていたレナに、過去のことを話した。
すると、レナはアリシアの過去を見破る。そして現れたのは……。


レナ「その二人が、今ここにいるから!」
アリシア「えっ!?なんでぇえええ……!」
アリシアの目の前には、以前会ったレイナとユウリの姿。
アリシアは、ベッドの上でひっくり返った。
ユウリ「ナイスリアクション。」
レイナ「こんな可愛くて育ちよさそうな子が……。しかしこの姿も久し振りだな……。」
 アリシアの驚いた表情を見て、レナはフフフと笑った。
レナ「協力ありがとね♪」
レイナ「いいの。しかしレナも凄いね…。寝姿見るだけでその人の辛い過去とかよめて。」
レナ「悪魔故の特性だよ♪」
 ドヤ顔をするレナ。
レイナ「半魔の私には分かりませぬ…。」 レイナは、負けましたという顔でレナを見た。
アリシア「レイナさんっ!」
 アリシアが嬉しそうな様子で、レイナの元へ来ていた。
レイナ「どうしたの?」
アリシア「ありがとう。レイナさん達が私を、あんな暗いところから出してくれたんだね……。」
レイナ「え、どういう事……かな?」
レイナには、アリシアの言っていることがさっぱり分からなかった。
 戸惑いを見せるレイナ。その反応に、アリシアも戸惑う。
アリシア「あれ……違った………?」
 二人の間のずれに、少し気まずい空気が流れる。
 そこに、レナがフォローを入れる。
レナ「まぁ、お互い色々あったんだろうし……。リビングに行ってゆっくり話してみよう?」
ユウリ「俺も、その子が言ったことがよく分からないし。」
レイナ「うん……。とりあえずその方がよさそうだね。」
 そして四人は、リビングへと向かうのであった……。


〈続く〉
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category: やみいろアルカディア

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #8 

#8♀声の正体は……猫耳!?


前回のお話。
料理人、ベルベットが腕によりをかけて作ったご馳走を思い思いに食べるメンバー達。
すると、突如停電。と、共に謎の声が聞こえる。
謎の声にリリウム威嚇。すると今度は、辺りが急に眩しく光りだした……!


?「にゃあ♪」
出てきたのは、見てからに猫耳シーフの格好をした少女。
賭け師「黒猫魔……?」
リン「ねこしゃ!!ふぎゅぅううう……もふもふすりすり。」
 リンは、黒猫魔に飛びつくように抱きしめた。
 突然のあまりの締め付けに、もがく黒猫魔。
黒猫魔「ちょっ………ぐるぢい………!ニャァァアアア………!」
リン「ねこしゃもふもふぅ……!もふもふもふもふぅうう………!」
 まるで、無くしたぬいぐるみを見つけた子供のようになるリン。
リリウム「ねーこぉー………?」
しかし、リリウムをはじめとする数人は、黒猫魔を睨んでいた。
リリウム「りりに冤罪被せやがって……!」
エメラルド「人が食事中に……。あんなことしやがって……。」

リオレット「賭けくんにあーん(はぁと)してもらうの邪魔しやがって……!」
 黒猫魔に迫る影。
黒猫魔「そ、そんなつもりは無かったデス……!」
黒猫魔は、冷や汗を滝のように流している。
リン「ねこしゃが危ない………!」
エリィ「まぁまぁ……。」
リオン「今回のことは……許してあげような……?」
殺気を出しているメンバー達を、なだめるメンバー。
リリウム「アグゥウウウ………!」
エメラルド「グルルルルル…………!」
人獣二名に関しては、もはや手がつけられない殺気を出している。
ジグマ「確かに怒るけど……二人とも一旦落ち着こう?あとリオレも……。」
銀月「多分止まらないでしょうね……。」
銀月がそう呟くと、一斉に黒猫魔に襲いかかるメンバー達。
黒猫魔「ふぎゃぁああああああ!!」
黒猫魔は、踏まれた猫のごとく叫び声をあげる。
リン「あぁ…!りんごあめガード!」


 その後、他のメンバー達の協力もあり、この騒動は収まった。
 リンのりんごあめガードにより、黒猫魔及び他のメンバー達も無傷だったという。

〈続く〉

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #7 

#7♀晩餐会

前回のお話。
リオレット、賭け師、みおがやって来て更に賑わいをましたギルド。
するとジグマがみおを襲い、リリウムがエメラルドを襲い、更にはリオレットまで……。
ただ、飯が出来たことを伝えにきただけのエリィは、恐ろしい“Vierge♀Cendeillion”の片鱗を味わったのであった。


~ギルド内、ダイニングルーム~
 テーブルに並ぶご馳走の数々。
リリウム「ルナリア花咲寿司にパエリア、ヤリーギョの煮込みにスペアリブ……。りりの大好きなヘビィレアステーキのブラッドソース掛けまであるー!」
ベルベット「リリウム様のために作ったんだ。さぁ、どんどん食べなよ!」
リリウム「うん、食べる♪」
リリウムは早速、ヘビィレアステーキのブラッドソース掛けに手をつけた。
もちろん他のメンバー達も、思い思いの料理を口に運んでいる。
みお「おいしーい。」
 みおの皿には、料理が山のように盛られていた。
銀月「みおちゃん欲張りすぎ。」
リオン「腹壊すぞー。」
みお「平気平気ー。もぐもぐ。」
 一方こちらは。
エメラルド「このスペアリブスパイシーでジューシーで旨いな。」
リン「エメも肉喰うのねー。」
エメラルド「ベジタリアンのつもりだが一応狼だぞ?肉喰わねーとやっていけねー。リンは、さっきからりんごあめばっかり食ってるが他のものは喰わないのか?」
リン「これが主食です。」
リンは、りんごあめをぺろっと舐めた。
エメラルド「おいおい…ちゃんと飯食わないと。」
そしてこちらは。
リオレット「賭けくんあーんして。」
賭け師「ちょっ、お前男だろ。男にはあーんしないぞ。」
リオレット「えー。いいじゃん。あーんして。」
リオレットの語尾には、ハートがついていた。
賭け師は、絶対にあーんしてやるかと心に決めた。
 そして、リリウム。
リリウム「ジグー。生肉食わないのー。」 リリウムが、ジグマに生肉を押しつける。
ジグマ「食べないよ。生肉好んで食べるのなんてリリィくらいしかいないじゃん。」
リリウム「えー。エリィは食べてくれるよね?」
エリィ「え、食べませんよ?」
エリィは、きっぱりと言った。
リリウム「食べてくれるよね?」
エリィ「食べませんよ。」
リリウム「食べなきゃ殺す。」
リリウムが、エリィの目の前にフォークを突きつける。
ジグマ「こら!リリィ!」
リリウム「うーっ。」
ジグマ「今すぐフォークを突きつけるのを止めてエリィを解放しなさい!」
リリウム「やだー。」
ジグマ「リリィ…?」
ベルベット「食事の席でそんなことをするなんて。今すぐ止めんか……。」
ベルベットが、ガンを飛ばす。
リリウム「うー…。」
すると、リリウムがひるみ、エリィを解放した。
 エリィは、ため息をついた。
エリィ「ふぅ……。」
ジグマ「ベルベットさん凄いですね。リリィをひと睨みで怯ませるなんて。」
ベルベット「あぁ、昔ちょっと色々あったからな。あと、さん付けしなくてもいいからベルべとでも料理人とでも好きに呼んでくれ。」
ジグマ「はいっ!姉さんw」
ベルベット「そう来たか……。w」
その時だった。
エリィ「きゃっ!真っ暗!」
 部屋の電気が、突然消えた。
エメラルド「誰だ電気消したの!」
ジグマ「まさか……リリィじゃないよね?」
リリウム「りりばっかり疑わないでよ!」
ジグマ「普段から疑われる態度とるからでしょ!」
ベルベット「そこ喧嘩しない!」
?「オヤオヤ、楽シソウダナ。俺モ混ゼテモラッテモイイダロ?」
突如聞こえる謎の声。
リリウム「お前は誰なの!お前が電気消したんだろっ!グァアアア……!」
 声に向かって威嚇するリリウム。
?「ヨク分カッタナ。ナラバ、俺ノ正体ヲ見セテヤッテモヨイ………。」
すると、暗闇だった辺りが急に眩しく光りだした。
 あまりの眩しさに、目を覆うメンバー達。
リリウム「何よ………!何があってもりりがぶっ殺すんだから………!」


〈続く。〉

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #6 

#6♀“Vierge♀Cendeillion”の片鱗


前回のお話。
リリウムとプリウス、二人の戦いは一時間以上にも及んだ。
しかしプリウスが疲れ、しばしの休戦。
そこへ、魔兎ウィルスの特効薬を持ったエメラルドが現れる。
プリウスが嫌がるものの、リリウムとの連携により見事、注射を打ち込んだ…。


~ギルド内 ロビー~
エメラルド「と、いうわけです。」
依頼人「で、うちの娘は無事なのか!?」
エメラルド「はい。今は薬を打って、元通り大人しくしております。しかし、念のために娘さんはしばらくの間、こちらで預からせて頂いてよろしいでしょうか。」
依頼人「それはどうぞ。しかし、エメラルドさん半獣人の割に人間語が上手ですね。」
エメラルド「そう言っていただけると…嬉しいです。」
依頼人「では、私はこれで。娘をよろしく頼む。」
依頼人は、ギルドを後にした。


リリウム「ごろごろー。ごろごろー。」
 リリウムが、床の上で転がっている。
銀月「りりしゃ、ご機嫌だね。」
リオン「あぁ……。久しぶりに思うほど暴れたらしいからね……。」
リリウム「あむっ。」
 リリウムが、ジグマの足に噛みつく。
ジグマ「出来ればいつもこうなら……って噛むなリリィ!」
リリウム「ご機嫌だから♪」
ジグマ「いつも噛んでるでしょ……」
リン「りりしゃかわゆぅ……。」
和やかなムードの中、ギルドのドアが開く。
リオレット「すっかり寝坊してしまったぁあああああああ!」
賭け師「遅れてすまない!」
みお「友達と遊んでて忘れてた!」
リリウム「姫様にみおに……ぺてん師!やっと来たのー。」
 リリウムが、ニコニコして三人を迎えた。
賭け師「ぺてん師じゃなくて賭け師。誰が詐欺師だよ。」
エメラルド「お前らもっと早く来いヤァ~!」
みお「すみませんすみません。怖い熊さんも許して!」
 みおは、ぺこぺこお辞儀をした。
 そんなみおに、ジグマが脅しにかかる。
ジグマ「怖い熊さん怒ってるぞー。」
みお「キャアアアアアアアアア!!!!」
みおが叫び、走りまわる。
それを追いかけまわすジグマ。
リリウム「あの二人楽しそうー。」
エメラルド「本当だな。」
リン「なかよし、ですにゃ。」
リリウム「と、いう訳でりり、エメ襲うー!」
リリウムが、エメラルドを押し倒して襲いかかる。
エメラルド「ちょっ!リリィ!やめろ!ギャアアアアアアア!!」
 それを見ている人たち。
リン「こっちも、なかよし、ですにゃ。」
リオレット「じゃあ僕とやらないか。」
 リオレットの触手(=指)が、リンをなでまわす…。
 顔を真っ赤にして照れるリン。
リン「………ふえっ!」
リオレット「俺のテクでいかぬやつなどいないさ…フフフ。」
リン「にゃぁああ………!」
 それを見ている人たち。
賭け師「リオレットの奴何やってんだか……。」
銀月「女の子もいるのに公然で……。恥ずかしい。」
そこへ、エリィがやって来た。
エリィ「皆さーん。ご飯が出来ましたよー!……ってひぃいいい!?」
エリィが見たもの。幼女を襲うツンツン頭、人狼を襲う何か触手を出している生物、下手すりゃ公然……になりかねない男の娘と男の娘。それを呆然と見ている周りの人たち。
リオン「……すまぬ。うちの連中はこんな奴らだ。」
エリィ「は、はい……分かりました……。とりあえずご飯できたので……ダイニングルームに集まって下さいね。」
 エリィは、引きぎみに退散した。


〈続く〉

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やみいろアルカディア #1 

#1 夢から覚めると


アリシア「はっ………!」
アリシアは、目覚めた。
光が差し込む部屋の、天蓋つきのダブルベッドの上で。
アリシア「夢…………?ってここはどこ!?」
彼女にとっては、いつもの暗い部屋で寝ていたはずだった。
なのに目が覚めるとそこは、見知らぬ部屋の見知らぬベッドの上………。
窓から見える景色を見ても、街の様子はなく、自然の緑が広がっている。
少女「やっと目覚めたー。おはようー。」
アリシアが横を振り向くと、黒いワンピースを着た少女がそばで座っていた。少女には黒い猫耳が生えていて、長い髪は紫色。ルビーのように赤い瞳。まるで、普通の人間ではないようだ。
アリシア「おはようございます……。」
アリシアは、また自分を苦しめる親や組織の陰謀かと思い、いつも通りの控えめな挨拶をした。
 少女は、それを察した様子で。
少女「元気ないね。何かあったのかな。」 アリシアは、心の中のものを突かれてドキッとする。
アリシア「はい………。」
 しかしまだ、アリシアには心に突っかかってるものがあって、上手く話せない。それに、組織の人間だとすればまた笑われるかもしれない。そういう防御反応もあった。
 しかし少女は、またそれを察したようにアリシアに微笑みかける。
少女「私は何も悪いことはしないし、笑いもしない。話せたらでいいから……話してみて?」
少女の赤い目に、濁りは無かった。
その様子を見たアリシアは、心を開き、少女に今までのことを話しはじめる……。
アリシア「私、ずっと暗い部屋に閉じ込められて、毎日……毎日……。勉強やお稽古事を押し付けられて、楽しみなんて何もなかった………。」
少女「うんうん。もっと話してみて。」
 少女は、相槌を打つ。
 アリシアは、まるで少女に催眠術をかけられたかのようにその後のことも話した。
アリシア「そんなある日……こっそり家出して……。この時、初めて家の外の街の風景を見たの……。そして、ある二人に出会って、私のわがままを聞いてくれて……一緒に色々な場所へ行って遊んだの。なのに……見つかって……もうどうしようも無いことになって…………。」
アリシアは、ベッドの上で泣き崩れた。
少女「そんなに大変なことがあったんだね……。」
 少女は、アリシアに寄り添い背中を撫でる。
アリシア「うん……。」
少女「あ、私、レナというんだ。よろしくね。」
アリシア「私……アリシア……。よろしく………。」
しばらくして、アリシアが幾分か落ち着くと、レナが話しかけてきた。
レナ「ねぇねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど………。」
アリシア「何?」
レナ「もしかして、その二人というのは、二人ともメガネをかけていて……!」
アリシア「……!」
レナ「一人は背の高い普通の男の子、もう一人は背が私くらいの小さなロリっぽい女の子ー。名前は確か……男の子がユウリで女の子がレイナ……だったり……。」
 レナは、当て物ゲームのようにアリシアの出会った二人のことを言っていき、にやけている。
アリシア「何で知ってるの………!」
 まるで過去のことを透視されていたようなアリシアは、驚きを隠せない。
レナ「それはね………。」
アリシアは、ふとレナから視線をそらした……。


〈続く〉

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #5 

#5♀魔兎ウィルス

前回のお話。
リリウムと殺りあうプリウス。魔兎ウィルスに感染、症状が進んでいることが発覚。エメラルドが、それ用に作った薬を探しにいく間、リリウムは、プリウスと戦うこととなった……。


~ギルド内 エメラルド専用薬剤保管庫~
 中は、大量の薬ビンや実験器具、中には薄い本まで棚から机までごちゃごちゃと敷き詰められている…。
 エメラルドは、その中から魔兎ウィルス用の薬を探していた。
エメラルド「これは媚薬だし……これはハゲール薬、これはジグマに作ったワックス剤だし……これは……なんだこれ。あーもうこれも違うしこれも違うな…一体どこやったんだ…魔兎ウィルスの症状を抑える薬。」


~ギルド内 バトルホール~
(引き続き翻訳ありでお楽しみ下さい。)

リリウム「グァアアアアアアアアアアッ!!!!」
プリウス「グァアアアアアアアアアアッ!!!!」
 二人の戦いは、一時間を経過した。
リオン「よく疲れないな…あんだけ本気で殺ってリリィもあの子も。」
銀月「魔兎ウィルスにかかってるんだから、疲れてなくてもおかしくはないでしょ。」
ジグマ「いつも面倒見てたから言わせてもらうけどうん、最高で一週間は続くよ。」
リン「でもあの子…疲れてきてないかにゃ。」
観覧席では、何かしらしながら戦いを見届けていた。
 一方、バトルホールでは。
プリウス「ハァ………ハァ………。つか…れ……た………。」
リリウム「まだ定着してないのにそんなに暴れちゃ疲れるの。人間の運動量でいうと一ヶ月でやることをたった一時間でやっていることと同じなのー。りりはまだまだ殺れるけど。」
 まだまだ殺る気のリリウムと、疲れてぐったりしているプリウス。そんな二人の元にリンがやってきた。
リン「休憩中?おやつもってきたからねー。ごゆっくりー。」
リンは、おやつに特製りんごあめを置いて観覧席に戻った。
リリウム「ありがとなのっ…。はい。」
リリウムは、りんごあめを一つプリウスに渡す。
プリウス「これは………何だ………。」

リリウム「りんごあめー。美味しいのー。ぺろっ。」
プリウス「りんごあめ……?あのお祭りで出てくる………。」
リリウム「うん、リンに頼めば食べ放題。たまに厄介なのー。」
りんごあめをノリノリで食べているリリウム。
プリウス「じゃあ……いただきます……グアッ………。」
りんごあめを舐めるプリウス。
プリウス「美味しい…。こんなりんごあめ……初めて食べたかも。」
リリウム「ウキャキャ♪それは良かったの。」
仲良くりんごあめを食べる二人。
それを観覧席でも、微笑ましく見ていた。
銀月「こうして見ると二匹の兎が仲良くりんごあめを食べているみたい。」
ジグマ「本当に。こうしていれば普通に可愛いのに。」
エリィ「……二人とも、化け物語ですけどね。」
(※翻訳中のため、観覧席の皆さんにはバトルホールの二人が、グァアアアアとか言ってるようにしか聞こえません。)
リン「りんごあめは世界を救う!」
リオン「この後の運勢…。良しっと。」
 観覧席に、エメラルドが戻ってきた。
エメラルド「お待たせ…!こんな探すとは思ってもいなかった…。」
ジグマ「エメさん、いい所に戻ってきた。」
 エメラルドが、バトルホールの二人の様子を見た。
エメラルド「おっ…。今ならスムーズに打てそうだな…。」


~再びバトルホール、それから…~

エメラルド「良いところ失礼いたす。薬見つかったぞー。」
エメラルドが、薬ビンをリリウムに見せる。
リリウム「おーっ。お疲れなのー。」
エメラルド「プリウスさん……今助けてやるから大人しく待ってろ……。」
エメラルドは、注射の準備を始めた。
 プリウスは、それを見ると後退りして威嚇し始めた。
プリウス「……………ヤダ。また訳の分からない薬打たされるの……。」
リリウム「大丈夫なの、この注射でプリウス助かるの。」
プリウス「嫌………!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だっ………!」
リリウム「落ち着くのっ!」
プリウス「グァアアアアアアアアアア…………!!!!」
 プリウスが、再び殺気を出し始めた。
エメラルド「おーい、出来たぞーっがっ!!」
リリウム「エメ!」
プリウス「ウギャアウ!!ウギャアアアウッ!!!!」
プリウスがエメラルドに襲いかかり、肉を引きちぎっている。
エメラルド「俺はいいから………早く薬を………!」
リリウム「分かったの。」
リリウムは、転がってる注射器を拾った。エメラルドの肉を引きちぎっているプリウスに忍びより……。
リリウム「これで助かるのぅうううううー!!」
プリウスの背中に、注射を打った。


《続く》

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #4 

#4♀リリウムvsプリウス

前回のお話。
問題の娘、プリウスとご対面。
暴れたいというプリウスに、リリウムが「ギルドにあるバトルホールで暴れさせたらどうか」という案を出し、
パーティはプリウスを連れギルドへと向かった…。


エリィ「えぇ!?問題の娘を連れてきて今バトルホールにいると!?」
エメラルド「面白いものがみれるチャンスだぞ?」
リオン「なるほど…。なら見に行くか。」
銀月「行こうー。」


~ギルド内、バトルホール~
(ここからは翻訳混じりでお楽しみ下さい)

プリウス「ウ………ウグーッ………。」
今まで檻の中にいたプリウス。目覚めると周りは、鋼鉄に覆われた広い空間だった。
プリウス「あれ………ここはどこだ………。私はさっきまで檻にぶちこまれていたはず………。!!」
 プリウスは、上の方を見た。
そこからは、プリウスを見ている人の影………。
プリウス「何を見てやがる………。グギァアアアア………。」
一方、観覧席では。
エメラルド「目覚めたぞ目覚めたぞ……。」
リオン「今から面白いものが見れるな……。」
興奮するメンバーもいる中で、少し心配するメンバーも。
エリィ「リリウム様大丈夫でしょうか…。」
ジグマ「多分リリィならやってくれると思うよ…。まぁ、俺としてはリリィに大人しくいて欲しいけどね……。」
観覧席が沸いている中、会場ではリリウムの唸り声が聞こえてくる。
リリウム「グァアアアア………目覚めたか………!」
プリウス「さっきのやつっ!……お前か私をここに連れてきたのか………!勝手に許せん………!」
プリウスが、尋常じゃない殺気を放出している。
リリウム「願いを叶えてやるというのに……馬鹿………!」
プリウスの目の前に、黒い煙が沸いてくる。
プリウス「何っ………!」
黒い煙から出てきたのは、体から大量の触手やら何やらを出し、頭からは真っ黒な垂れ耳、手足は黒い毛で覆われ尋常ない殺気を出している………。殺る気満々のリリウムだった。
リリウム「グァアアアア…。今からりりと遊ぶの……!文句はないよね……!!」
語尾と同時に、大量の触手がプリウスを縛りつけ、壁に叩きつけた。
プリウス「イダッ………グゥウウウ………!」
リリウム「グァアアアア……殺るんじゃなかったの………?」
大量の触手に殺気、真っ黒な影で迫るリリウム。
プリウス「ウ………グルルルルル……………!グァアアアア………ッ!!」
プリウスはあまりの恐ろしさに、ひるんでしまった。
リリウム「ちっ………つまんないの………グァアアアア…………。」
リリウムが、プリウスの手足を再び縛り、首まで締めようとした時だった。
プリウス「グァアアアア●§£×゛▼√∫°◎※アアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
雄叫びと同時に、プリウスの頭から黒く染まったうさ耳が生え、手足もリリウムと同じように黒く染まった。
リリウム「っ!こいつは…………!エメーーーッ!!!!」
リリウムが、観覧席のエメラルドに向かって叫ぶ。
エメラルド「そんなに叫ばんでもスピーカーで聞こえてるわ!」
リリウム「こいつ魔兎ウィルスかかってるーー!!しかも死ななかったパターン重度レベルだよーーー!!」
エメラルド「そ、そいつはまずいな………!」


………………………………………………

エメラルド「ここで解説だ、魔兎ウィルスというのはだな。約二年前くらいに起こった、ルナリア第二次魔兎騒動の原因になったものだ。それでリリィがウィルスによって魔兎と化し、ルナリアの街は荒らされ、たくさんの人がリリィの攻撃やウィルスにやられ死んだ。その時止めたのは、俺と、当時ルナリアに来たばっかりのジグマと、シシャモという謎の男。魔兎ウィルスは、感染したらまず死ぬはず。そして既に消失したはずなんだが………。」

………………………………………………

エメラルド「こんな時の為に作っておいた薬探しに行ってくるから待ってろ!」
リリウム「分かったの!その間戦うの………!」
エメラルド「それと後ろ!」
リリウム「!?」
リリウムの後ろでは、上からプリウスが殴りかかろうとしていた。
リリウム「ギャッ!!………ウグァアアアア…………!」
リリウムは、間一髪のところで避けた。
プリウス「流石は魔兎……。私ももうすぐ……そうなるのか………?」
リリウム「グァアアア……そうなるかもしれない………!」
プリウス「なら助けて………本当は………やだ……………!グァアアアアアアアアアア!!!!」
プリウスからは一滴の涙と同時に、強烈なアッパーが繰り出された。
プリウス「グゥウウウ………いない……。」
リリウム「この身体も……馴染めば悪くないと思うの………!でも嫌なら……りりと戦いながら持ちこたえるしかないの!!グァアアアアアアアアアア!!!!」
プリウス「グァアアアアアアアアアア!!!!」
 魔兎と魔兎になりかけてる者………。二人は広い空間の中で、お互いぶつかっていた。


〈続く〉

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やみいろアルカディア~プロローグ4~ ある日、広々とした庭でのこと。 

 これは、幸せな生活を夢見た少女の話。
アリシア・リシャール、10歳。フランス人で、昔から貴族の血を引いている誇り高きリシャール家のお嬢様である。
 彼女は今、明るい光に満ちた広々としたお屋敷の、自然溢れる広々としたお屋敷にいた。
アリシア「はぁ……。空気が気持ちいいし花は咲き乱れて綺麗……。けれど、何か面白いことが起きないかな……。」
すると、茂みの中からガサガサと音が鳴った。
アリシア「あら、何かしら。」
アリシアが茂みに近づくと、中から何かが飛び出してアリシアの頭に直撃した。
アリシア「いだっ!!……。」
目の前にいたのは、懐中時計を持ったウサギ……の格好をした男の子。
アリシアは、何かを思いだして目を見開いた。
アリシア「ユ、ユウリさん………!?こんなところで何してるの………?」
ユウリ「……………。やっべ、遅刻しそう!」
ユウリは慌てた様子で立ち上がり、走っていく。
アリシア「あ、待って!忘れ物!!」
アリシアが、芝生に落ちていた懐中時計を持って彼を追いかける。
庭をぬけ、小道をぬけ、原っぱをぬけ…。
アリシアは、なかなかウサギに追い付けずにいるが、影をたどって追いかけていく。
そうしているうちに、深い、深い森へと入っていった……。
アリシア「あれ……。ここ……。何処だろう………。道に迷ったのかな……」

アリシアは、生い茂る森の草木を掻き分けながら進む。ふんわりとしたスカートが枝などにひっかかって、中々進まないが、それでも進んでいく。
そうしているうちに、彼女は森の中の広い場所に出た。
アリシア「あ、いたっ!」
アリシアの目の前には、追いかけていたウサギの姿。
アリシア「おーい、忘れ物ですよー!」
アリシアは、かけ足で懐中時計をウサギ…の格好をしたユウリに渡しに行った。
ユウリ「あ、これ……。お嬢様、ありがとうございます。」
アリシア「いえいえ。」
?「あの子、連れて来たようだね。」

そう言って、現れたのは猫の格好をした女の子。
また、その子もアリシアには見覚えのある顔だった。
アリシア「レイナ……?」
 レイナは、アリシアの肩に手を置く。
レイナ「えぇ、あなたがアリス?」
アリシア「え、私はアリシアですけど……。」
 アリシアがそう答えると、急に何事かあったようにレイナが大声を出す。
レイナ「やっぱりアリスじゃん!」
ユウリ「この子であっていたか。」
声のトーンが上がる二人。
アリシア「あのっ!私、アリシアですが。」
アリシアがそう言っても、盛り上がっている二人。
アリシアは、自分の名前で(しかも間違って)盛り上がられて何がなんだか分からなかった。
レイナ「楽しいところに連れていってあげる。」
盛り上がっているレイナが、アリシアにそう言ってきた。
 アリシアは、楽しいところという言葉に反応して顔が明るくなる。
アリシア「え、どこですか?」
レイナ「とってもとっても楽しいところ。」
ニヤニヤ笑っているレイナ。
アリシア「………?」
ユウリ「3。2。1……それ。」
ユウリが合図すると地面が崩れ、三人は落ちていく。
アリシア「キャアアアアアアアアア!!!!」
 アリシアは、叫びながら舞い上がるスカートを押さえる。
下を見ると、深い深い闇が広がるばかりで底が見えない。
アリシア「どこまで落ちていくのぉおおおおおおお!?!?」
アリシアの叫び声が、深い闇まで届く。
三人は、深い深い穴の底へとどんどん落ちていく……。
 アリシアの意識も、それにあわせて薄れていった……。

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Vierge♀Cendeillion~ようこそ僕らの闇堕ちギルド~ #3 

#3♀モンスター娘とご対面

前回のお話。
リリウム、ジグマ、エメラルド、リンの4人で依頼人の家へ向かう。
家から聞こえた獣声にリリウムが対抗し、依頼人の家族の少年を驚かせてしまうが、リリウムの名と共に逆に頼りにされ、パーティは家へと上がった…。


少年「僕の名前はパジェロと言います。そしてこれが妹の、プリウスです…。」
少年…パジェロが指さす先。檻中で獣の威嚇体制のポーズをしながら唸っている少女、プリウスがいた。
プリウス「グルルルルル……。」
リリウム「グァルルルル……。」
リリウムも、対抗して威嚇体制に入る。
 睨みあうリリウムとプリウス。これに他メンバー達が好き勝手に呟く。
エメラルド「うわぁ…。こりゃリリィだ。あとよく普通の家にこんな檻あるよな…。」
ジグマ「リリィ…まぁいいか。」
リン「どっちにしても、見事な獣っぷり。エメも見習いなさいよー。」
エメラルド「うん…。けど今では俺も一応ルナリアの住人だしな…。」
パジェロ「わぉ。こりゃあ面白いことになりそうだ。」
リリウム「こいつ早く出させろ暴れたいって言ってるよー。」
リリウムが、メンバーとパジェロに向かって言った。
パジェロ「暴れたい…だと…?この家や街じゃあ流石にな…。」
リリウム「じゃあうちのギルドに連れていくの♪そしたらバトルルームで思う存分暴れられるの。」
エメラルド「ナイスリリィ!うちのバトルルームはリリィがどんだけ暴れても核兵器使っても魔弾撃ちまくっても今のところはビクともしない!」
エメラルドが、リリウムの頭をぽん、と叩いた。
ジグマ「なるほど。リリィのストレス解消にもなるってことか。」
リン「いざとなった時の防御はお任せあれー。」
リリウム「ねーねー。こいつ早く暴れたいってー。」
 プリウスは、さっきよりも激しく唸っていた。
エメラルド「わーかった。逝くよ。…ではパジェロくん。一旦プリウスさんはうちのギルドにて預からせてもらってもいいですか?」
パジェロ「ええ、それは……親が帰ってきたら連絡しておくので。」
エメラルド「あと、移動中暴れられても困るので、特製睡眠麻酔薬を撃ち込んでおきますね。」
 エメラルドは、注射器を取り出した。そして、プリウスの体に薬液を打ち込む。
パジェロ「えっ?」
エメラルド「リリィにもすぐ効く特効の薬ですよ……。ほら……」
エメラルドは、プリウスを指差した。
 さっきまで唸り声をあげていたプリウスが、嘘のように静かに眠っている。
パジェロ「本当だー。流石リリウムお嬢様のギルド♪」
エメラルド「ジグマ、ドラゴンとか馬車とか召喚出来そうか?」
ジグマ「もう出来てるよ。行こう。」

 そしてパーティメンバーとプリウスは、ジグマの召喚したドラゴンでギルドに向かったのであった…。


〈続く〉

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やみいろアルカディア ~プロローグ3~ 

プロローグ3★黄昏の脱走アリス

夕日が傾き、赤い光で街を染める。
そんな中、三人の間にはある問題が起こっているのであった。
ユウリ「アリシアのことなんだけどさ、どうするつもりなんだ。」
レイナ「やっぱり警察にでも届けるしかないかな……。でも、今まで遊んでおいて散々だし、私たちがすぐ引き渡さなかったこととかバレたら面倒なことに……。」
 レイナが、頭を悩ませている。
ユウリ「大体、アリシアの頼みを引き受けたのは誰だよ。」
 ユウリは、まるでトゲを刺すような喧嘩口調になった。
 それに対抗するレイナ。
レイナ「じゃああのまま放置しておけば良かったって?」
ユウリ「それはそれでまずいだろうけど……。」
 二人の間に、重い空気が流れた。
アリシア「あの……喧嘩はやめて下さい……。私が迷惑かけて、すみませんでした……。」
アリシアはそう言うと、二人の元を離れようとする。
レイナ「あ、待って!」
それを、引き止めようとするレイナ。すると、その前にスーツの男が現れた。
スーツの男「………。」
男は大柄で、サングラスで目元を隠した顔は無表情だ。重圧なオーラを発しながら、自分よりもはるかに小さい、レイナを見下している。
レイナ「あ、あの……。すみません……。」
 レイナは危険を感じ、冷や汗をかく。
ユウリ「これはヤバそうじゃね……。」
 レイナとユウリの周りには、同じようにスーツを着た無表情な男たちが取り囲んでいた。

 二人は、身の危険を感じて身をよせあう。
 そこへ男が、近づいてくる。そして、重そうな口をそっと開いてこう言った。
スーツの男「この度は、うちのお嬢様がすまなかった。」
レイナ「…………え、あ……はい……。」
 二人は、ヤクザやらチンピラやらじゃないと分かり、ため息をついた。
スーツの男「なんとお礼とお詫びをすればいいのやら……。」
 スーツの男が、申し訳無さそうに言った。
 そんな男に、二人が微笑みかける。
ユウリ「いえ、いいんですよ。彼女といて、俺たちも楽しかったですし。」
レイナ「何より迎えがちゃんと来てくれて、良かったです……。それとお嬢様はどうされましたか?」
スーツの男「お嬢様は今、別の者によって拠点ビルへと、連れ戻されました。」
スーツの男が、冷淡と言った。
レイナ「では、お嬢様にこうお伝え下さい……。

『楽しかったですか?私たちは楽しかったですよ。どうかお元気で……』

と…………。」



それからのこと。アリシアは、また暗室へと閉じ込められ、厳重な監視が常につくこととなった。レイナにもらったぬいぐるみも、没収されアリシアに残されたのは、
今まで以上に窮屈な生活、だった。

アリシア「………………。」
 アリシアは、不服そうな目つきで、ただ頬杖をついていた。
家庭教師「お嬢様、その態度は何なのですか。だらしが無いですよ。勉強に集中なさい。」
アリシア「………………。(やっぱり分かってはいたけれど、どうしてこんな目に……。最悪、うっとうしい。)」
 アリシアの頬は、いつの間にか膨れ上がっていた。
家庭教師「お嬢様!早く勉強なさい!」
家庭教師は、アリシアを怒鳴りつけた。
アリシア「だって……。だって…………。」
 アリシアは、ものを言いたげだが言葉が出てこない。
家庭教師「大体貴女は、かのリシャール家の令嬢としての意識が低すぎます。代々貴族の血を引いてきたリシャールですから、もう少しそれに見合った行動をなさい!」
 家庭教師が、アリシアに叱りつける。
 不条理に、投げつけられる怒声。ついにアリシアの心が悲鳴をあげる。
 アリシアは、テーブルをバン!と叩いて立ち上がった。
アリシア「うるさい!ちょっと物心で外に出ただけで!大体なんで私は、暗くて、何もない所でこんな窮屈な生活しなきゃならないの!どうして父や母とも離れなきゃならないの!どうして勉強やお稽古を死ぬかの如く毎日毎日押し付けられなきゃならないの………。こんなはずならもう死にたいよ………。富や権力なんて無くていいから……レイナやユウリのように楽しく生きたいよ…………。」
 アリシアは、泣き崩れその場に伏せた。
家庭教師「…………。全く。」
家庭教師や周りにいた者達は、そんなアリシアを冷たい視線で突き刺すかの如く見ていた。


(プロローグ4へ続く)

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